平成30年度総会、第85回研究会、第15次調査研究報告会

日時:平成30年6月4日(月) 11:00~19:00
場所:京都深草キャンパス 紫光館 5階研修室
〒612-8577 京都市伏見区深草塚本町67
アクセス:JR奈良線「稲荷」駅下車、南西へ徒歩約8分
     京阪本線「深草」駅下車、西へ徒歩約3分
     京都市営地下鉄烏丸線「くいな橋」駅下車、東へ徒歩約7分

内 容 :
第15次調査研究報告会 11:00~12:00
「太陽電池開発を中心とする薄膜関連要素技術の探索」
委員長 佐川 尚 氏

平成30年度総会:14:00~14:30
・平成29年度事業報告、会計報告
・平成30年度事業計画、予算案、 その他

第85回研究会:14:45~16:45
【会長挨拶】 14:45~14:50

【講演(1)】 14:50~15:40
「化合物薄膜太陽電池の現状と今後の応用」講演資料
立命館大学 理工学部 電気電子工学科 教授 峯元 高志 氏

Cu(In,Ga)(S,Se)2(CIS)化合物多結晶薄膜太陽電池は、高効率・低コスト・高耐久性を有する太陽電池として期待されている。現在では薄膜型で最も高い変換効率22.9%が達成されている。ガラス基板を用いたCIS太陽電池モジュールは年産GW級の製造がされている。本講演では、基礎的物性、太陽電池構造・作製法、高効率化技術について述べ、屋根置用に限らない新用途への応用についても述べる。

(休憩10分) 15:40~15:50

【講演(2)】 15:50~16:40
「大阪技術研で取り組むペロブスカイト型太陽電池の研究」講演資料
地方独立行政法人大阪産業技術研究所 高分子機能材料研究部 研究員 田中 剛 氏

ペロブスカイト型太陽電池は、変換効率が20%を超え、製造工程に塗布を組み込めることから、発電コストが既存の太陽電池よりも低く、次世代型太陽電池として期待されている。本講演では、構造および発電メカニズムなど基礎について述べ、その後、ペロブスカイト型太陽電池に対する大阪技術研での取り組みについて紹介する。

【閉会挨拶】  16:40~16:45

交流会
17:00~19:00
場所:龍谷大学 深草学舎22号館ホール1
会費:3500円