日時:平成22年6月15日(水) 13:00~18:30
場所:尼崎リサーチインキュベーションセンター(エーリック)小ホール
第64回研究会:13:30~17:00
【会長挨拶】 13:30~13:35
【講演①】 13:35~14:25
「希土類イオンを利用した水銀フリー深紫外光源の開発」
神戸大学大学院工学研究科電気電子工学専攻 喜多 隆 氏
【概要】地球規模で水銀を削減するための「水銀条約」の策定作業は国連の委員会で本格化しており,水銀ランプを利用した産業分野では水銀フリー光源への既存光源の置き換えが急務になってきている.われわれは半導体バンド間発光を利用した発光ダイオードに代わり,希土類Gdイオンの内核遷移によるナローバンド発光を利用した光源の開発を行っている.
(休憩10分)
【講演②】 14:35~15:25
「レーザを併用したプラズマ溶射技術」
(財)近畿高エネルギー加工技術研究所 研究部 主席研究員 周 展 氏
【概要】金属等の基材表面に機能性皮膜を付与し皮膜を効率的に作製できる溶射に、レーザ照射を併用することによって、従来にない溶射皮膜の高性能化を図ることができる。本発表では、レーザを併用したプラズマ複合溶射技術の基本方法、プロセスの概要を解説し、高品質な表面改質機能皮膜の作製に適した同技術の特徴及び開発・応用の現状を超硬材等の皮膜の作製例をまじえて紹介する。
【企業からの発表】 15:25~16:00
「自己発泡型不定形耐火物の開発」
サンライズ産業株式会社 開発センター 開発部 課長 小島 寛司 氏
【概要】自己発泡型不定形耐火物は、フィラーとしてのセラミックス粉末に硬化用の無機溶液を添加することにより、耐火性に優れ、軽量で、強度が高く、断熱性に富む材料となります。このセラミックス材料より派生した、①熱効率を改善したIH向け商品と②強アルカリ性を持続し遮熱および防疫に有効な商品を現場写真で紹介します。
【見学会】 16:00~17:00 (財)近畿高エネルギー加工技術研究所(AMPI)
交流会:17:00~18:30
場所:エーリック1F 「まほろば」(立食形式)