日時:2019年6月6日(木) 14:00~19:00
場所:京都深草キャンパス 紫光館 5階研修室
〒612-8577 京都市伏見区深草塚本町67
アクセス:JR奈良線「稲荷」駅下車、南西へ徒歩約8分
京阪本線「深草」駅下車、西へ徒歩約3分
京都市営地下鉄烏丸線「くいな橋」駅下車、東へ徒歩約7分
2019年度総会:14:00~14:30
・2019年度事業報告、会計報告
・2020年度事業計画、予算案、 その他
第88回研究会:14:45~17:00
【会長挨拶】 14:45~14:50
【講演(1)】 14:50~15:50
「熱光起電力発電の実用化に向けた近赤外ふく射機能性釉薬の開発」講演資料
神戸市立工業高等専門学校 機械工学科 准教授 熊野 智之 氏
熱光起電力発電とは、高温物体から放射される熱ふく射を化合物半導体系の光電変換セルに導いて発電する方法である。このシステムでは、発電に寄与する特定波長域のふく射を選択的に強く放射する発光体が不可欠となる。そこで、陶磁器の釉薬をベースとした希土類酸化物膜コーティングが、セラミックスに選択放射性を付加する実用的な方法として注目されている。
この技術に関する研究報告を中心に、熱光起電力発電の概要からふく射機能性釉薬の応用までを幅広く紹介する。
(休憩10分) 15:50~16:00
【講演(2)】 16:00~17:00
「アルミニウム合金-樹脂接着のマルチマテリアル創成と実用化」
株式会社サーテック永田 専務取締役 永田教人 氏
現在、自動車などの輸送機器産業では車体の軽量化が最重要課題となっている。そこで鉄鋼製部品を、アルミニウム合金・プラスチック製部品に置換する異種材料接合に対するマルチマテリアル化の要求が高まっているが、アルミニウム合金表面には不活性な不働態膜が形成されるため、アルミニウム合金とプラスチックを「接着・接合」する際、十分な接合強度が得られないことが課題となっている。
本報告では、アルミニウム合金表面に、陽極電解処理で樹脂との接合性を向上させる層を創製する、マルチマテリアル化表面処理技術開発の確立を目的とし、最適な接合強度を得るための表面処理の影響について述べる。
【閉会挨拶】 17:00~17:05
交流会
17:15~19:00
場所:龍谷大学 生協(予定)
会費:3,000円~4000円